#09
West Tokyo Thrasherz Radioに革命を起こす事になるJayveeのえみ様が初登場した第9回目。
DJツチヤに思いっきり素人いじりの刑を喰らう羽目となるサナダ君も同じくゲストとして参加。
また、この回に洋介氏は“DJミラン”という名前を付けられました。
彼が“ダセー、ダッセーよ”と嫌がる辺りは今回の聴き所の1つと言えましょう。
さらには、新コーナーの「サーファーの今週の波情報」も良いですよ。
最近の放送では、お休みが多いですが、また出演してコーナーを受け持って欲しいものであります。
“気分はいつも常夏気分”とか、“オレは波とチェリーを守って生きていくんだ”という
彼の発言の数々は、個人的に、とても気に入っていますので。
曲目 (タイムテーブル)
イントロ:Chopper - 3rd Of May (00:06〜)
01.Rydell - Darkness Before Home (04:38〜)
02.Rope - Parkgate (10:50〜)
03.F.Y.P - Untamed And Usless (17:38〜)
04.The Beach Boys - Surfin' U.S.A (20:20〜)
アウトロ:My Pal Trigger - Insplit Of Everything (29:45〜)
曲紹介

イントロ:Chopper - 3rd Of May (From:Did You Hear That?)
90年代後半のUKメロディックにおける最優秀バンドの1つ、
Chopperのシングルを集めたコンピレーション・アルバムから。
これと、1st&ラストとなってしまったアルバム「Last Call For The Dancers」があれば、
Chopperの殆どの音源が揃ってしまうという、ありがたすぎる逸品。
Chopperのメンバーは解散後はTrino 74とPylonに分かれて活動をしています。
(両バンドとも最近は音沙汰がないんで、既に解散しちゃってるのかも…)
そう言えば、Snuffがデビューした直後辺りのUKのバンドを集めたV.A、
「Spleurk」に収録されている中にもChopperってバンドがいたなぁ。
今回ラジオでかかった方のChopperとは音が全然違うし(ハードコアな感じ)、
そのV.Aがリリースされた時代を考えると、別のバンドだとは思いますけどね。

01.Rydell - Darkness Before Home (From:Hard On The Trail)
Hot Water MusicともスプリットをリリースしたりしているRydellのアルバムから。
渋い声と繊細なギターワークの絡みが素敵です。
サナダ君の“(この音源には)良い印象を受けました”という一言は
変な事は一切言っていないのに、笑いが込み上げてくる不思議なコメントでした。
DJツチヤも、サナダ君を再登場させたがっているみたいなので、
また是非とも出演して、DJツチヤにいじられまくって欲しいものであります。
また、後々まで引っ張りに引っ張られる、えみ様のチョッパーネタがこの時に初登場しました。
ちなみに、えみ様は乗っている自転車のハンドルまでチョッパーであります。通称、ヤンキーチャリ。

02.Rope - Parkgate (From:Birdsong)
Hooton 3 CarやDriveを想起させるギターワーク。
よくBlockoが“UKメロディックの正統派”と言われますが、
個人的な見解では、このRopeみたいなのが正統派と言えるんじゃないかなぁとも思います。
ちょっと地味でショボいけど、何度も聴きたくなる感じと言うか…
それと、BLTの時にも紹介したBosstuneageの「Instant Single Collection Vol.2」に
このRopeも、デモ音源で参加しています。あ、でも、Ropeも非常に良い曲で参加してるんですが
このV.Aで一番心を奪われたのはBeauty School Dropoutというバンドでした。すごくオススメ。

03.F.Y.P - Untamed And Usless (From:Incomplete Crap Vol.2)
F.Y.PのシングルやV.A、スプリットなどといった、
こまごまとしたリリースをまとめたコンピレーション・アルバム第二弾からの選曲。
F.Y.Pや、そのレーベルのバンドを紹介する時は毎回に渡って
“ショボい”という、至極一辺倒な紹介の仕方で申し訳ないのですが、
それほどまでにショボパンク界におけるF.Y.Pの影響力というモノはスゴイと思うのですよ。
それと、音がショボい事=ネガティブな事という訳では決してないです。
自分のフェイバリットであるSnuffも、再結成後はググッと音がクリアになりました。
(一般的には“音が良くなった”と言って差し支えないでしょう。)
でも、自分は初期のショボくも荒々しい音の方が好きです。
ショボい音というのは、時として大きな魅力になり得る要素なのであります。

04.The Beach Boys - Surfin' U.S.A (From:Surfin' U.S.A)
このアルバムジャケットのように、波乗り的なイメージが強いビーチボーイズですが
中期の「Pet Sounds」や「Smiley Smile 」、「Friends」辺りの
スタジオに引き篭ってアルバム製作をした頃の音源は、
凝りに凝った作りとなっていて、自分はその辺りの音源が好みですねぇ。
特に「Pet Sounds」の1曲目、「Wouldn't It Be Nice(邦題:素敵じゃないか)」は出色。
あと、ビーチボーイズのリーダー、ブライアン・ウィルソンのソロ・アルバムも良いですよ。
「Love And Mercy」っていう、すごい名曲がありますんで。

アウトロ:My Pal Trigger - Inspit Of Everything (From:Lessons In Ancient History)
初期のJawbreakerのような感じがするバンドです。
他にも、このバンドはDiscountとのスプリット7インチなどもリリースしております。
バンド名は1946年に制作されたロイ・ロジャース主演の映画からでしょうか。
ちなみに、その映画の邦題は「愛馬トリッガー」。
この映画はそうでもないけど、昔はエキセントリックな邦題が多かったんですよ。
カスケーズの「悲しき雨音」や、ニール・セダカの「悲しき慕情」がヒットすれば、
どのアーティストの曲名にも、こぞって“悲しき”を付けたものであります。
その中には「悲しきインディアン」とか、「悲しき60歳」などというトンでもない物もありました。