#15
Fudge Over Boardのタニアイ氏をゲストに迎えた第15回目。
West Tokyo Thrasherz Radioに改名してからは10回目という節目の回でもありました。
参加人数も10人という大人数で行われたのですが、それが仇となって
収録現場が“俺が喋らなくても大丈夫だろ”という雰囲気に包まれていた事は否めません。
新レギュラーとなった、もやしちゃんは中忍試験のために欠席となりましたが、
もし仮に出席していても、この雰囲気では発言が1つもなかった可能性もある事を考えると
今回はお休みでも良かったんじゃないかとすら思いますね。
それと、放送も後半に差し掛かろうかという時間帯において、
“公文とか塾とか親の敷いたレールに乗るのは嫌だった”とDJツチヤが供述する場面がありますが、
自分は、公文とかで勉強するのはDJツチヤにとって苦悶(くもん)だったんだろうな、と思いました。
笑ってもらえそうにないから、収録中には言いませんでしたけど。


曲目 (タイムテーブル)
イントロ:Boowy - Noise Limiter (00:00〜)
01.Organic - Parkdale (05:58〜)
02.4ft Fingers - My Song (10:46〜)
03.Four Tomorrow - Marathon Runner Has Gone Through The Water Service Swiftly (17:17〜)
04.Ludicrous Lollipops - Lies About My Life (26:37〜)
05.Fudege Over Board - Autumn Leaves (38:32〜)
アウトロ:徳永英明 - 夢を信じて (68:31〜)


曲紹介

イントロ:Boowy - Noise Limiter(From:Beat Emotion)
前回と同じく、イントロは我等が青春の象徴、Boowyでした。
このアルバムは日本のロックバンドとして初めて100万枚を売り上げた記念すべき作品でもあります。
ちなみに、この曲はLPには未収録となっています。CDの方には“+2”って表記があるでしょ?
また、このアルバムはメンバー自身によるセルフプロデュース作品です。
これ以前のアルバムでは、佐久間正英氏がプロデュースを担当していました。
彼は、Boowyの他にも多くのバンドのプロデュースを手掛けている事で有名かと思います。
代表的なのは、ブルーハーツや筋肉少女帯、Judy And Mary、
黒夢、エレファントカシマシ、GLAY、Hysteric Blue、175Rなど。

あと、下世話な話ですが、布袋氏は妻帯者になっても浮気癖が治らないみたいですね。
長年の不倫関係を経た上で山下久美子から今井美樹へ見事にスイッチした事や、
最近では、火遊び発言で保坂尚輝を怒らせた高岡早紀との一件が記憶に新しいかと思います。
はるか昔、暴威時代にインタビューを受けた際の事ですが、
氷室氏が“音楽をやってなきゃ俺たちは、ただのゴミだ”と発言したのに対して
布袋氏が“それなら俺は粗大ゴミだな”と返したアレは実際のところ正しかったのかも。



01.Organic - Parkdale(From:The Life And Times Of Sal Sagev)
これまでに彼らがリリースしたシングル、ミニアルバム、デモテープに加え、
新曲、未発表曲をプラスした70分超のディスコグラフィーアルバムから。
我等がBoss Tuneageと、アメリカのMicrocosmとの共同リリースです。
このバンドはEast Bay特有のハスキーボイスが特徴でして、Organic(有機的)というバンド名とは裏腹の
Chemical(科学的)のドラッグでやられたような、もしくは酒焼けしたような声で歌っております。
残念ながら解散してしまったようですが、実はPeace Of Breadのスプリットのお相手として
リストアップされていたとか(そう言えばTokyo Adventureの時も、そんな事を言ってたなぁ)。



02.4ft Fingers - My Song(From:At Your Covinience)
自分で言い出しておいて、こんな事を言うのも何ですが
バンド名がフォー・フィート・フィンガーズで合ってるのかどうかは実に怪しいです。
音の方は、メロコアと言われるに相応しいスピードメロディックを披露しています。
そのどこかで聴いた事があるような作風はデジャヴ(既視感)の誘因となりまして、
センスレスの店内におきましても“この曲はLife Ballっぽい”、
“いや、こっちの曲はBench Warmerだ”という論争を引き起こす事に。
自分はLife Ballっぽいという意見には反対派だったんですが、
改めて聴いてみると、Life Ballの中でもメロコアの要素を多く取り入れた曲、
V.A「Something Else」に収録の「Don't See It」には似てなくもないと思うようになりました。
…洗脳されてる?

さて、4ft Fingersは新しいアルバムではメタル/ハードロック色を強めていました。
その一連の音楽性の変化は、No Use For A NameがFATへ移籍してから
メロディックな感じになった事の逆を想像していただければ分かりやすいんじゃないでしょうか。



03.Four Tomorrow - Marathon Runner...(From:Reaching Town,Up And Down, Looking For Far Fuckin Sounds EP)
Four Tomorrow自身のレーベルであるAmsterdam Musicからリリースされた3曲入りのCD-Rより。
バンド名の由来については、Crimpsrineの曲「Tomorrow」からの引用と、
喜怒哀楽という4つの感情の爆発を掛け合わせた物であるとの事です。
自分は、“明日に向かって”という意味のFor Tomorrowと、
“4人の明日”的な意味(Four Tomorrowは4人編成)を引っ掛けたものだと思ってましたねぇ。

ちなみに、このバンドを紹介する時にDJツチヤが発した“日本からこんにちは”ってのは
1970年に大阪で開催された万博でのテーマ曲として大ヒットした
三波春雄氏の「世界の国からこんにちは」から引用したものだと思われます。
最近、中部・近畿地方では今年の名古屋万博を記念して
大阪万博の名物だったモノがフィギアの形でグリコのおまけとして付いてくるとか。
その監修は“オタキング”こと岡田斗司夫氏が手掛けています。
彼と吉祥寺で出会って言葉を交わした事があるのは、自分のちょっとした自慢です。
“BSマンガ夜話、いつも見てます”と言えなかったのが、唯一の心残り。
あと、最近盛り返しているMr.マリックですけど、以前はこんな本を出してました。
「夜の超魔術」っていうキャバレークラブでモテるためのマジックを収録したCD-ROMもあったっけ。
いやぁ、盛り返しに成功して本当に良かったですね。…多分、ほんの一時的な盛り上がりなんだろうけど。



04.Ludicrous Lollipops - Lies About My Life(From:Scrumdiddlyumptious EP)
UK特有のショボさ、サビでの大胆な転調と後ろで単音を奏でるギター、
失恋して女性に戻ってきて欲しいと請い願うヘタレな歌詞、
それに加えて少しMega City Fourっぽい部分もありで、どれを取っても完璧な楽曲。
このバンドは4枚のEPをリリースしておりますが、その内の3枚が近々Senseless Recordsに入荷するとの事。
(もちろん、その中には、この曲が収録された「Scrumdiddlyumptious EP」も含まれております。)
輸入する事がなかなか困難なEPらしく、入手するにはDamaged Goodsに直接問い合わせるしかないみたいなので、
興味を抱かれた方は今がチャンスかと思います。毎日、Senselessの新入荷ページをチェックしてみて下さい。
あ、それと前回にかかったReverseのEPも併せて入荷するらしいので、こちらの方も是非。



05.Fudege Over Board - Autumn Leaves(From:Season Changes CD-R)
八王子のベテラン・メロディックバンド、Fudge Over Boardの新しい音源から。
今回ゲストとして出演したタニアイ氏とDJツチヤは幼稚園の時からの友人だという事です。
その馴れ初めや、大人になってからの再会についてはラジオの方でも多くの時間を用いて語られています。

この曲は、ジャズやシャンソンで同名の曲がありまして題名はそこからサンプリングしたようです。
いや、元々はシャンソンの曲なんでしょうね。ジャズってのは他のジャンルからの曲を
ある程度のラインを決めた後にインタープレイ(即興)で演奏する事が醍醐味の1つでもありますし。
“枯葉と言えば、ジャズの曲”という印象は、ジャズで演奏された内の幾つかが
元のシャンソンの曲より有名になってしまった結果なんでしょう。
具体的に言うと、ビル・エヴァンスやキャノンボール・アダレイの名演が挙げられましょうか。
ビル・エヴァンスは、他にもディズニーの主題歌を見事なアレンジで演奏してます。
また、ジョン・コルトレーンは、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の主題歌、
「私のお気に入り(原題:My Favorite Things)」を15分以上のモダン・ジャズに昇華しております。

それと、タニアイ氏の声質を引き合いに出された際に登場したV2ですが、奴らは実にすごいユニットでした。
もちろん、ヴィジュアル面も含めて。ちなみにこんな感じです。
小室氏がYoshiki氏に合わせて化粧してるのが涙ぐましい限りですね。
ご承知のように今ではYoshiki氏は、Globeという小室氏が夫婦漫才をやっているグループに加入しています。
(小室氏の事務所は吉本興業です。夫婦漫才というのはソレに引っ掛けた言葉。一応、念のため。)
とにもかくにも自分としては、これ以上マーク・パンサーの出番が奪われないよう祈るばかりです。



アウトロ:徳永英明 - 夢を信じて(From:IntroU)
自分はベスト盤ってのが余り好きではありません。
バンド側とレコード会社の手軽な小遣い稼ぎって印象が強くないですか?
個人的にはどちらかと言うと、スピッツのようにレコード会社が勝手に出した
ベスト盤を自らのHPではディスコグラフィーに加えないアティテュードを支持します。
そんな自分の目から見ても、この「IntroU」は紛う事なき名盤であります。
でも、後に発売された「IntroV」は、残念ながらあんまり良くなくて
“ああ、やっぱりベスト盤はダメだな”という印象を再び自分に植え付けたのでした。

さて、徳永氏は、もやもや病からの復帰後には全曲アコースティックという構成で
「夢を信じて」を含む今までの曲をセルフカバーしたアルバム「カガヤキナガラ」をリリースしました。
これは本当に良いアルバムです。収録曲を見ただけで惹かれる感じ。
また、この「夢を信じて」はアニメ版のドラゴンクエストの主題歌でもありました。
そのアニメ版が放送されていた時期は、ちょうどドラクエWが発売された時期でもありまして
放送に合わせて流されたCMはメランコリックな描写に溢れた素晴らしい出来だったと記憶しています。
さらに申し添えると、徳永氏は“キング・オブ・コメディアン”ことダウンタウンと同郷の出身らしく仲も良いみたいです。
そう言えば、昔はガキの使いの釣り大会にも出演してましたっけ。
自分の記憶に間違いがなければ、徳永氏は松っちゃんのお兄さんと同級生だったとか。
ちなみにお兄さんのフルネームは松本隆博。漢字は違うものの、B'zのギタリストと同姓同名となっております。