#20
もやし嬢が自身の持ち曲を口ずさむ中、我らがアイドルによる“えみ様だー!”という
自己の存在を大いに主張する叫びから幕を開ける、(当サイトのカウントからすれば)記念すべき第20回目。
この叫びはTBSラジオで放送中の「大沢悠里のゆうゆうワイド」からのパクリとの事ですが、
自分はX Japanをサンプリングしたのかと思いましたよ。“紅だー!”と曲の始めに叫ぶ例のアレですね。
Vo.のトシはソロになってから、ツタヤ三鷹店でライブをした際には無料で入場できた程の凋落ぶりを見せたのですが
最近ではマサヤをパートナーとしてホーム・オブ・ハートで解脱の境地に達している事は、皆さんがご存知の通り。
なお、DJツチヤがこの部分を発言した際に、“オザワのゆうゆうワイド”と言っているように聞こえるのは
同じくTBSで30年も放送され続けている「小沢昭一の小沢昭一的こころ」と勘違いしちゃったからなのかな。
今回は当サイトで数えるところの20回目という事で、あと5回放送すれば本家の方でも20回目となります。
West Tokyo Thrasherz Radioも小沢昭一氏に負けないくらいの長寿番組になれば良いですね。

曲目 (タイムテーブル)
01.Bedford Falls - Sweetest Science (09:23〜)
02.Combat Wounded Veteran - My Spine! My Spine! My Spine! (24:23〜)
03.J-Church - Near 600 Pages (37:48〜)
04.Funeral Diner - Yeah,You Remember That (40:32〜)
アウトロ:Tim Kinsella - Singularity Song (59:57〜)

曲紹介

01.Bedford Falls - Sweetest Science(From:Split With The Enablers)
ツチヤさん、ツチヤさん。Scienceはサイエンスって読むんですよ。
Newest Industryのリリース、The Enablersとのスプリットからの選曲。
このバンドはイギリスはウェールズの南部、カーディフという所のバンドみたいです。
どうしてアメリカで録音してるのかは分からないんですけど…(Enablersの方のクレジットを読んじゃったとか?)
さて、数々の良質なリリースで知られるNewest Industryですが、最近のリリースの中で
個人的に注目しているのがFour Letter Wordの新譜であります。フランキー御大、久々のプロデュース作品。

この曲がかかり終えてからは権力の豚、体制の犬である警察を批判する話が延々と続きます。
警察に捕まるギリギリの線、いわゆる“K-Line”についてが主なテーマ。
マッポにパクられる事に関連した話は今回以前の放送でも頻繁になされているところで、
今回も10分以上の時間を割いての大いに熱が入った討論となりました。
ただ今回のケースばかりは、自分としては警察の側に肩入れせざるを得ませんね。
同じ税金で飯を食う身としても、と言うのはアレなんですけど
交通違反をしてるのを捕まえるのは止めて欲しいってのも如何にもアレですよ。
そうじゃなくて、もやし嬢が言っていた通り、違反してるから取り締まるんです。
仮に事故ったら、ぶつけた相手の方にも迷惑がかかりますし。なーんて、たまには真面目な姿勢を見せたりして。



02.Combat Wounded Veteran - My Spine! My Spine! My Spine!(From:I Know A Girl Who Develops...)
フロリダのカオティック・ハードコアバンドの7"やV.A、未収録曲を集めた42曲入りの音源より。
自分は、このバンドについては恥ずかしながら予備知識が全くなかったので、
ヤフーやらグーグルやらでバンド名を入れて検索してたら、何と、2ちゃんねるに引っ掛かったんですよ。
それが“秋葉原のヲタクが好みそうなアーティストを挙げるスレ” ってのだったので、つい笑ってしまいました。
テンプレートに“声優系はデフォだろうから除外”って書いてあったのも微笑ましくてナイスです。

ほいで、えみ様がリスナーへのプレゼント用に書いた絵は「ドカベン」のキャラクターのようだとの事でして、
「あぶさん」、そして「ドカベン」の作者と言えば、吉祥寺にどでかい邸宅を構える水島新司氏な訳ですが
吉祥寺近辺のオタクは、その邸宅の所在地を知ってて当たり前と言われるなかで
それが何処にあるのかサッパリ分からなかった自分はやはり中途半端な人間なんだなぁ、と。
「有閑倶楽部」で有名な一条ゆかり邸も吉祥寺の何処にあるのか知らないままでしたし。
江川達也が昔に住んでたマンションなら大体の目星は立っていたんですけどね。井の頭公園のほとり。

そう言えばですね、昔懐かしのハンマープライスを思い起こさせるような企画がヤフオクで開催されてまして
去年だったか、その企画に招聘された水島氏は「あぶさん」の漫画への登場権を出品した訳なんですよ。
そうしましたらば、最終的な入札価格は何と2000万円を超えたとか。
ただ、その結果、登場権を出品したオークション自体が中止になってしまったみたいです。
本家のハンマープライスで、こち亀に出る権利ってのが売りに出された際も
落札値は200万程度じゃなかったかと記憶しておりますし(それでも充分に高いよなぁ)、
たかだかと言っては語弊がありますが、漫画に出るだけで2000万ってのは確かにアレですからねぇ。



03.J-Church - Near 600 Pages(From:Seishun Zankoku Monogatari)
目下、来日中のJ-Churchが去年にSnuffy Smileからリリースした日本盤より。
この曲はMisfitsのカバー。他にも、この音源ではSnuffの「Too Late」もカバーされていますが
The Urchin、Peace Of Breadの両バンドがSplit CD-Rでカバーしたのも、まさにこの曲でした。
今回はPeace Of BreadもJ-Churchのライブの対バンを務める役目を仰せつかったとの事なんですが、
果たして、Peace Of Breadがこの曲を再び演奏する事はあるんでしょうかねぇ。もう既に忘れてたりして。
あと、このJ-Churchのアルバムは若かりし頃の大島渚の映画「青春残酷物語」から題名をサンプリングした物。
監督としてのキャリアの最も初期に当たる2作目か3作目辺りの物で、現在から40年以上も前、
「ボキャブラ天国」の辛口コメンテーターとして名を馳せた頃から数えても30年以上も前の作品です。

さて、J-Churchは結成されてからというもの神のみぞ知るような数の音源を本国アメリカのみならず、
イギリス、イタリア、ドイツ、オーストラリア、日本など神のみぞ知るような数のレーベルからリリースしています。
前身バンドであるCringerの頃から数えたりしたら本当にとんでもない数字が出てきそうだなぁ。
好きなバンドの音源をコンプリートして揃える事はおそらく誰しもが望む事ではありましょうが、
そんな憧憬を孕んだ壮大なる夢もJ-Churchが相手では霞んでしまう事でしょうね、きっと。



04.Funeral Diner - Yeah,You Remember That(From:Split With Welcome The Plague Year)
サンフランシスコの激情ハードコアバンド。
メンバーは以前にはPortraits Of Pastというバンドで活動していたようです。
今年('05年)の7月に来日を予定しているとの事で'03年以来、2度目の来日となります。
この近々に来日(来八)するバンドを紹介するコーナーの直前辺りでは
自称は眞鍋かをり似、通称はクレイジーギャルことアヤナ嬢が登場。
“え〜、クレイジーってどういう意味?”と尋ねる自分の発言内容が
既にクレイジーな領域に達している事を彼女自身は気付いているのでしょうか。

あと、クレイジーという語句に関連してかどうかは定かではないのですが、
DJツチヤと愉快な仲間達は今回も今回とて誤解を招くような発言を連発してますねぇ。
今度ばかりは釈明の余地もない程に直球ド真ん中の語句だとお思いでしょう。
でも、ところがどっこい、彼女のような強力な力を持つ汎用兵器がこんな所で暴れてちゃマズイですから。
これは実弾を使った演習は基地の内側でやってくれという意味においての
“基地外”、もしくは“基地外えている”っていう発言だったんですね…多分。
もうッ、いつもヤバイ単語と混同してしまうような事は言わないでって伝えてあるのにぃ〜。
釈明する方のボキャブラリーも切れつつあるんです。上で書いたのも某所で既に使ったヤツだし。



アウトロ:Tim Kinsella - Singularity Song(From:Crucifix Swastika)
Cap'n Jazz、Joan Of Arc、Make Believeなどで活躍するティム・キンセラのソロ・プロジェクト。
実の弟であるマイク・キンセラのソロ、Owenのようなゆったりとした曲です。
アルバムには自身の蜜月、すなわちハネムーンを歌った曲が多く含まれているとの事。
この曲の題名を訳すると“類い稀なる歌”となりますが、さもありなんといった所でしょう。
しかし、このHoneymoonに対しての蜜月ってのはすごく良い日本語への変換だなぁ。
直訳なのに両方の言葉からイメージする物が全く同じだから分かりやすいですよね。

ちなみに、アルバムのタイトルは“はりつけのハーケンクロイツ”となります。
えっ、ハーケンクロイツってナニかって?それは、いわゆる卍であります。
「キン肉マン」のブロッケンマンとかブロッケンJrの腕章にある、あのマークですね。
まぁ、これも厳密に言うと少し違いまして、日本で使われている卍という記号は“お寺”って意味で
これを45度反転させるとナチスのハーケンクロイツ(カギ十字)になる訳です。
海外ではバリバリの禁止用語ですからPCでは記号として出てこようハズもありません。

少し前に、ピカチュウでお馴染みポケモンこと「ポケットモンスター」のカードの中に
この卍を日本で使われる記号通りの“お寺”という意味で描写した物があったのですが、
それを見たアメリカのユダヤ人が激怒、任天堂にクレームをつけた結果として
その描写はアメリカの物のみならず、日本で流通するカードも含めて全て削除されてしまったとの事。
もともと卍(まんじ)って記号の由来はインドに伝わるめでたい印なんだから
この一件は少し検討違いなんじゃないか、ヒステリックに過ぎるんじゃないかとは感じつつも、
ユダヤの方がナチスから受けた苦痛を考えれば致し方のない処置だとも思いますねぇ。
言葉ってのは1つ間違えば刃になる物です。ツチヤさん、アヤナちゃん、気をつけましょう。