#25
この放送が本家でUPされた当時は仕事が忙しかったんで、
今回は寝ながら聴くかと(普段はPCの前で正座して聴いておりますよ、もちろん)、
ベッドでヘッドフォンを着用した、その時、その瞬間、その刹那!
冒頭の挨拶、“もやしだよ〜”という一言でいきなり目が覚めました。
すぐさまベッドから飛び起きて、握り拳を虚空に向かって振りかざす事になったのであります。
これはドラクエ4で言えば、“ぼくちゃん スライムよ。うふふふ…”という状態に他なりません。
このギンギンに猛り切った意識をどうしてくれるんだ、と。
こんなアレじゃお婿の貰い手がなくなっちゃうじゃないか、と。
もやし嬢には下ネタ禁止と怒られちゃいそうですが、こんなのは下ネタとは言いません。
下ネタってのは上記のオムコをオメコと言い換えるような事を指して言うんです。
そして、件の空前絶後の萌え言葉に続いて紹介されたヨウスケ・ミラン氏が
気恥ずかしそうに洩らす“ミランだよ〜”というセリフにも大ウケの第25回。
今回、初参戦したSuffering From A Caseのシノザワ君は全く出番がなかったけど、
その分、この雑記の方で彼の人となりについて、自分が知り得る限りを書き連ねますよ。
シノザワ君には次回以降の出番に大いに期待。彼ならきっとやってくれると信じています。
曲名(タイムテーブル)
イントロ:The Evens - Shelter Two (00:00〜)
01.Ipanema - White Cat In Snow Town (04:30〜)
02.Sofa Head - One Foot On The Ladder (15:14〜)
03.Suffering From A Case - Even Now (22:34〜)
04.Does It Float - Wonderful Tonight (31:43〜)
05.Balboa - Ostracon (45:35〜)
アウトロ:The Evens - Mt.Pleasant Isn't (71:12〜)
曲紹介

イントロ:The Evens - Shelter Two(From:Self Titled Album)
Minor Threat、Fugazi、そしてDischordのオーナーでもある
Ian Mackayeと、The WarmersのAmy Farinaの2人組ユニットです。
バンドを構成するのはギターとドラムと歌だけなのに、
この躍動感と包み込まれる様な透明感溢れるサウンドが本当に心地良い。
来日ツアーも見に行ったのですが場所も凄い良くて、
ハウスショー形式と言うんでしょうか?家の様な場所で、とにかく雰囲気が最高!
そんな状況の中で見た生のEvensは核にあるパンクロックが
ビッシビシ伝わってくるというか単に静かで心地よいってだけじゃない最高のライブでした。
さすがだなーと素直に感動してしまいましたね。
さて、半年ほど前にツチヤ氏からSuffering From A Caseを下ネタで語れとの指令を受けた時には、
会った事もないのに下ネタで例えるなんて失礼だからとお断りをした事があるんですが、今なら言える。
まず、Sufferingって部分を定石通りに“被害”と訳します。
そして、Caseは普通なら“箱”とか“事件”なんですが、スラングでは“女性器”です。入れ物って事ですね。
即ちSuffering From A Caseを自分流に解釈すると、“腹上死”、または“膣痙攣”という事になります。
もはや面識があるから失礼じゃないというレベルを遥かに越えた記述のような気もしますが、
この事をシノザワ君に伝えた際には“今度からは、それでいきましょう”なんて感じで
その発言に対して笑いながら応えてくれたから、まぁ多分大丈夫でしょう。…あくまで多分だけど。
*上段のEvensに関するコメントはヨウスケ・ミラン氏による物です。
下段のSuffering From A Caseに関するアレなコメントと比較すると何と言いますか、
急速に下らない事しか書けなくなっている、汚れちまった悲しみを感じるのです。

01.Ipanema - White Cat In Snow Town(From:Me Me Me)
待ちに待ったIpanemaの最新音源から。「雪の街の白い猫」。
ラジオでDJツチヤが“このイパネマ娘!”と言ってたのは、
もちろん、ボッサの名曲「Girl From Ipanema(邦題:イパネマの娘)」からで、
イパネマってのは元々ブラジル、リオデジャネイロにある地名です。
この「イパネマの娘」はジョアン・ジルベルトが作曲して以来、
年代、ジャンルを問わず数限りないアーティストによって演奏されていますが、
中でもジョアン・ジルベルト自身とスタン・ゲッツが共同で制作したアルバム、
その名も「Getz/Gilbert」は究極の名盤でありましょう。
この音源「Me Me Me」は噛めば噛むほど味が出るスルメ盤の予感がビシビシします。
ハードな中にも時折見られるキャッチーなメロディで聴き込むごとに良くなる感じ。
そんな悪い言い方をすれば、少し地味な曲が並ぶ音源なんですが、
この曲「White Cat In Snow Town」は、サビの付き抜け方によって
一目で恋に落ちる魅力を持ち合わせているんじゃないでしょうか。
さて、この曲間では“こことか、濡れてるのが分かったし”という、もやし嬢の一言がありましたね。
余りの事態に茫然自失。ギンギンに猛り切っていた意識は一瞬の内に曖昧模糊。
彼女ってば無自覚なままでイマジネーションを膨らませる発言をするからスゴイなぁ。

02.Sofa Head - One Foot On The Ladder(From:Pre Marital Predicament)
Sofa Headの1stアルバムと2ndアルバムをカップリングしたCDから。
Leatherfaceの「Not Superstitious」をカバーしてるのは“お茄子”ことEggplantですね。
前の24回目でもEggplantは曲がかかっておりますので、お間違えなきよう。
Boss Tuneageでは、このCDに続いてSofa Headの前身バンドであるDan、
UKメロディック随一とも言える渋さを誇るDrive、
さらにB級女性ボーカルの金字塔であるJoyce Mackinney Experience、
さらにさらにLovejunkやPerfect DazeのWolfieが参加していた
伝説的ハチャメチャハードコアバンドThe Stupidsなどなどの、
それぞれのディスコグラフィー盤をリリースする事が予定されているとか。
個人的にはDanとJoyce Mackinney Experienceが楽しみすぎて失禁しそうです。
話は飛んで、もやし嬢と言えばですね(一部マニアの間では)、
2005年で創業116年目を迎える任天堂にゾッコンLoveという事で有名なんですが
DS版ファミコンウォーズはプレイなされたのでしょうか。昔を知る硬派な人達からは
名前が一緒なだけで今回のは単なるキャラゲーと言われそうですが面白そうですよね、アレ。
ファミコン版はキューブリックによる映画、「フルメタル・ジャケット」で使用された曲の替え歌で
“ファミコンウォーズが出ーるぞ♪”と兵隊さん達が合唱するコマーシャルが有名かと思います。
ゲーム中、敵のコンピューターを追い詰めるとヤケに長考されて
プレイしてる人達は暇を持て余してしまうというシステムでも話題を呼びましたっけ。

03.Suffering From A Case - Even Now(From:Demo CD-R)
Suffering From A Caseのシノザワ君自らが曲紹介をして始まる
スクリーミング気味のボーカルとザクザクしたギターがグイグイ来る曲。
個人的には、デモのジャケットには曲名が書いてなくて、
ずっと気になっていたのですが、今回こうして曲名が知れて嬉しかったです。
さて、もやし嬢が任天堂派であるのに対し、シノザワ君はセガ派であるとか。
しかし、セガはねぇ…自分にとっては飯野賢治氏のおかげでイメージ悪かったですね。
そして、シノザワ君。一昔前、セガにあったという秘密のお仕置き部屋、
その名もパソナルームって知ってるかい?セガ内部では座敷牢と呼ばれたアレですよ。
ただ(セガとは関係ないけど)、彼が言うウィザードリィの素晴らしさは万人が認めるべきところ。
あの複雑怪奇なダンジョンを体験すれば普通のゲームがヌルく感じてしまうでしょう。
死亡を回復するコマンドは失敗する事があり(ザオリクの如く絶対に復活する魔法がない)、
2度目までも失敗すると苦労して育てたキャラクターは永遠に消滅します。
また、レアアイテムはドラクエやFFとは比較にならない程に入手が難しいです。
そして、そのレアアイテムの最上位に位置する武器を艱難辛苦を乗り越えて
やっとの思いで手に入れたと思ったら、仕様で名前が間違っていたというのは有名な話。
ムラサマブレードって要するに村雨と村正を混同してしまった物なんでしょうね。
(…あれ?シノザワ君が入れ込んでたのってウィザードリィじゃなくてウルティマだっけ?)
また、シノザワ君はセガ派であると同時にファミ通派でもあるそうです。
ファミ通は新作に強く、ファミマガは攻略に強いのが特徴。
彼はファミ通における架空通貨、ガバスをせっせと貯めていたとか、いないとか。
(ガバスを一定以上貯めるとゲームソフトが貰えます。)
ちなみにガバスの元ネタは、「ひょっこりひょうたん島」の通貨であるとか、ないとか。
8月のIdea And Actionに、Suffering From A Caseが出演して
そのライブ中にギターのバン君が曲の入りでミスをしてしまった時、
シノザワ君が“大丈夫、大丈夫だよ”と優しく語りかけていたのは
エンターブレイン社が出版するゲーム攻略本の付いていた帯に書かれている
“大丈夫。ファミ通の攻略本だよ”というアレを真似したものだったんでしょうか。
自分はファミマガ派でして、年に1度の大技林も買ってました。

04.Does It Float - Wonderful Tonight(From:Where Do It Reach?)
Does It Float、待望の1st CD。ジャケットは我等がヨウスケ・ミランの手による物。
デモに収録されていた曲もパワーアップして再録されている聴き応え満点の全6曲。
ベースのイシクラ氏は筋骨隆々とした雄々しいルックスをしておりまして、
“オレのブツは並じゃない。ただ、摩擦する面積が多くなるから早さも並じゃない”と、
その外見通りに男臭さが溢れ出るような話、ご高説を賜った覚えがございます。
ただ、その発言に対して同席していたSee Her Toniteのサタケ氏が、
“あぁ、その気持ちはオレもスゲェ良く分かる”と仰ってたのは少しばかりショックでしたけど。
あと、曲間で話題になっていたPeace Of BreadとSuffering From A Caseが
10月の末にライブをするという仙台のライブハウス、バードランドなんですが
バードってのは鳥じゃなくてジャズの巨人、チャーリー・パーカーの事じゃないかなぁ。
ニューヨークに、その名を冠したバードランドというジャズ・クラブがあって
仙台のライブハウスも、きっとそこからサンプリングしたんだと思います。
この辺りの詳細はビル・クロウの名著「さよならバードランド」で
詳しく書かれていると思うので、興味がある方は是非読んでみて下さい。
この本、自分も未読なんですが村上春樹による訳で出版されたって事で
近々の内に買って読んでサイトで節々のフレーズをパクりたいな、と。

05.Balboa - Ostracon(From:Manifeste Cannibale EP)
曲名はオストラコン。陶器、もしくは石版って意味ですね。
古代ギリシャでは直接民主制が取られていまして、貝殻とか陶器を使って
弾劾の投票を行う事によって悪徳政治家を追放、排斥するという制度があって、
それをOstracismっていうんですが、この曲の歌詞はどっちの意味なんでしょう。
石版という意味でなら、ドラクエ7などのRPG(ロールプレイングゲーム)とか、
ジュブナイルなどで見られる古代からの大いなる啓示というプロットを連想しますねぇ。
いや、ドラクエ7はプレイしなかったんですけど。プレイ時間が長すぎるから。
あと、ヨウスケ君、「Kyoto」ってのは京都議定書の事を指すらしいですよ。
米国ってCO2削減に対してすごいゴネてて、世界第1位の二酸化炭素排出国でありながら
この京都議定書を批准していないので、その辺りの事を歌った物だと予想されます。
ちなみに世界第2位の排出国、中国は先進国ではないとして削減義務が課されていません。
普段は大国ぶってるのに、こういう時は途上国として振舞う辺りは非常にズッコイなぁと思いますけど、
生き馬の目を抜く外交での場では奸計を使うくらいの老獪さが必要だとも感じます。
あと、奸計は姦計とも書くんですが、姦しい(かしましい)と書く綴りの方が好ましいですよね。
ついでに言うと、嬲る(なぶる)って漢字も好きだなぁ。

アウトロ:The Evens - Mt.Pleasant Isn't(From:Self Titled Album)
前述の来日ライブでのMCでは“新しいアイデアは公共の場からでは無く、
こういう場所から生まれる”なんてニクいコメントを言ったりしてて、もう感動です。
そして、やっぱりどうしてもサインが欲しかったのでライブ後サインを貰うべく並び、
これまたIan&Amyは凄く優しい人で一人ずつ名前を聞いて書いてくれるんですよ。
土屋ユナイテッドに頼まれて持ってきたギターにもサインを書いて貰っちゃいました。
なんていい人なんだろうか。誰とでもフレンドリーに話しまくってて、
この人はきっとMinor Threatの頃からずっとこういうスタイルなんだろうかなと。
僕もこんな風に歳をとりたいもんですね〜。
ラジオのMCで“ワキ毛が気になる”、“ワキ毛を作ってる”と、もやし嬢がのたまう行りでは
昔、友人と飲みに言った時(飲むって言っても、下戸なんでコーラでしたけど)、
日本語がペラペラで、しかも関西弁を操る中年の外人さんから話しかけられて、
“アメリカ人は、みんなワキガね。女性はアソコも臭う人が多いよ。
これはもう、遺伝子的問題。その点、日本人は大好き”という話を拝聴したのを思い出しました。
*こちらも上段のヨウスケ氏による真摯なコメントと、
下段のコメントとの埋めようがない落差をお楽しみ下さい。
それと、25.5回についてはCooler King Mcqueenと
Tropical Gorillaの共同企画を宣伝するモノであったため
コメントは書かないで良いというお達しをいただいております。
曲名とタイムテーブル、収録された音源の一覧はこちら。